公園が使えない?!少年野球の練習場所確保|諦めないパパの奮闘記

a Japanese father and son playing catch in a park キャッチボール
スポンサーリンク

キャッチボールすらできない?!公園規制の現実

息子と楽しみにしていたキャッチボールを、近所の公園でやろうとした時のことです。いつもと同じように公園に入ろうとしたら、入り口に新しい看板が目に入りました。「危険なボール遊び厳禁」と書かれた、以前にはなかった看板でした。この公園は以前から特に問題なく利用できていたので、私たちは看板を無視して中に入り、いつものようにキャッチボールを始めました。

しばらくするとそこを通りかかった年配の方から、わざとらしく聞こえるように「ボールは危ないのに」「野球は禁止なのに」といった声が聞こえてきました。直接私たちに向けて言ったわけではありませんでしたが、きっとわざと聞こえるように言ったに違いありません。仕方なく場所を変えようと周辺を見渡しましたが、残念ながらキャッチボールができそうな公園は近くにはありませんでした。

子供の頃から野球が大好きで、その日もキャッチボールを楽しみにしていた息子の楽しそうな表情が一転してがっかりした様子になってしまいました。公園で気兼ねなく思い切り投げ返しができるのが何よりの楽しみだったようです。私自身もストレス発散の場でもあったキャッチボールを我が家の近くで気軽にできなくなってしまったことに残念な思いがありました。

公園で野球ができない?!その理由と背景

近年、公園でボール遊びが禁止されているケースが増えています。その背景には、少子高齢化や都市化の影響で、公園に対するニーズが多様化していることが考えられます。

かつては、子供が自由に遊べる場所としての役割が大きかった公園ですが、近年では、高齢者の憩いの場、地域のコミュニティスペースとしての役割も求められるようになっています。そのため、ボール遊びによる騒音や事故のリスクを懸念する声が高まり、規制が強化される傾向にあります。

また、公園の管理体制も、規制強化の一因となっています。公園の管理者は、安全確保の責任を負っているため、トラブルを未然に防ぐために、禁止事項を増やす傾向にあります。結果として、子供たちが自由に遊べる空間が狭まっているのが現状です。

a Japanese father and son looking sad at a sign in the park that says _No Ball Games

練習場所はどうする?諦めないパパの挑戦!

公園でキャッチボールができなくなった私と息子は、新たな練習場所を探さなければなりませんでした。そこで、まず考えたのが、学校のグラウンドの活用です。息子の通う中学校に問い合わせてみたところ、申請すれば、放課後や休日にグラウンドを使わせてもらえるとのことでした。

早速、学校に申請書を提出し、許可を得ることができました。広々としたグラウンドで、息子は、思い切りキャッチボールやバッティング練習ができるようになりました。学校のグラウンドは、安全面も確保されているので、安心して練習に集中することができます。

しかし、学校のグラウンドは、いつも使えるわけではありません。部活動の練習や、他のイベントで使用されている場合もあります。そのため、私たちは、他に練習場所がないか、常にアンテナを張っていました。

地域の練習場所情報: 野球ができる場所を探せ!

地域の広報誌や、インターネットで情報を収集したり、他の野球パパに話を聞いたりして、様々な練習場所の情報を得ることができました。

  • 河川敷の広場: 広々とした空間で、自由に練習できる場所もあります。ただし、ボールが川に落ちてしまうこともあるので、注意が必要です。
  • バッティングセンター: バッティング練習に特化した施設です。料金はかかりますが、天候に左右されず、集中して練習することができます。
  • 民間の野球教室: 専門的な指導を受けながら、技術向上を目指せる場所もあります。ただし、費用は高めです。

様々な選択肢の中から、その時の状況や子供のレベルに合わせて、最適な練習場所を選んでいました。

練習場所確保の鍵は地域連携にあり!

学校のグラウンドや、地域の練習場所だけでは、練習時間も限られてしまいます。そこで、私たちは、新たな発想として、地域の人々との連携を模索することにしました。

「少年野球の練習場所がないなら、自分たちで作ってしまおう!」

そんな思いから、地域住民に呼びかけ、空き地を整備し、簡易的な野球場を作るプロジェクトを立ち上げたのです。

地域住民との協力:草刈り、整地、そして…

最初は、私と息子、そして数人の野球パパで、空き地の草刈りや整地を始めました。すると、その活動を見た近所の人たちが、「何か手伝おうか?」と声をかけてくれるようになりました。中には、重機を所有している方が、「整地を手伝ってあげるよ!」と言ってくれたり、地域の商店の方が、「飲み物を持ってきてあげるよ!」と差し入れをしてくれたり…。

次第に、プロジェクトに参加してくれる人が増え、地域全体で、子供たちの野球を応援してくれる雰囲気が生まれていきました。地域の協力のおかげで、空き地は、子供たちが安全に練習できる、素晴らしい野球場へと生まれ変わったのです。

地域貢献活動との連携:野球を通して、地域を元気に!

私たちは、野球場の完成を機に、地域貢献活動にも積極的に参加するようになりました。地域の清掃活動に参加したり、お祭りの手伝いをしたり…。

野球を通して、地域の人々との交流が生まれ、子供たちは、地域社会の一員としての自覚を育むことができました。「野球ができるのは、地域の人たちのおかげ」という感謝の気持ちを持つことで、子供たちは、より一層、野球に真摯に取り組むようになったのです。

また、地域貢献活動を通して、地域の人々に、少年野球チームの存在を知ってもらうことができ、応援してくれる人も増えました。地域との連携を強化することで、子供たちの野球環境は、ますます充実していったのです。

練習方法の工夫:限られた時間でも、効果的な練習を!

練習場所を確保できたとしても、練習時間が限られている場合は、練習方法を工夫する必要があります。そこで、私たちは、短時間でも効果的な練習メニューを考え、実践しました。

1. 集中練習: 短時間でも、密度の濃い練習を!

ダラダラと練習するのではなく、短い時間でも、集中して練習することが大切です。目標を明確にし、限られた時間の中で、最大の成果を出せるように、練習メニューを工夫しましょう。

2. 実戦形式練習: 試合を想定した練習

シートノックや紅白戦など、試合を想定した練習を取り入れることで、実践的な能力を養うことができます。また、子供たちは、ゲーム感覚で練習を楽しめるので、モチベーション向上にも繋がります。

3. 個別練習: 弱点克服!

子供たち一人ひとりのレベルや課題に合わせた、個別練習も効果的です。苦手なプレーを克服したり、得意なプレーをさらに伸ばしたりすることで、子供たちの成長を促進することができます。

練習方法を工夫することで、限られた時間でも、子供たちの技術向上と成長をサポートすることができます。

まとめ: 野球を通して、子供たちは大きく成長する!

公園でのボール遊び規制という壁に直面した私たち親子でしたが、諦めずに、行動を起こすことで、新たな練習場所を確保し、地域との連携を深めることができました。そして、その経験を通して、息子は、野球の技術だけでなく、人間としても大きく成長することができたのです。

少年野球は、子供たちにとって、貴重な経験となります。 野球を通して、子供たちは、体力向上、技術習得、精神力強化、そして、仲間との友情、地域との繋がりなど、様々なことを学び、成長していくことでしょう。

少年野球パパとして、子供たちの野球人生を応援し、その成長をサポートしていくことは、大きな喜びであり、やりがいのあることです。 野球を通して、子供たちの夢を応援し、彼らの未来を明るく照らしていきましょう!