見どころ1:歴史的快挙!オールスターを彩る3人の日本人選手
さあ、待ちに待った年に一度の夢の球宴、MLBオールスターゲームが始まります!今年のオールスターは、大谷翔平選手をはじめ、見どころが満載です。
「ただ観るだけじゃもったいない!」「どうせなら、少年野球に励む子どもともっと深く楽しみたい!」
そんな熱いパパさんたちのために、この記事の見どころを凝縮した【音声解説】を用意しました。まずは5分ほど、この記事の魅力的なポイントをラジオ感覚で聴いてみませんか?
いかがでしたか?
音声で「もっと詳しく知りたい!」と期待が高まった方は、この先の本文でさらに深い情報や具体的な会話のヒントをじっくりお楽しみください。もちろん、音声は飛ばして文字でしっかり読みたい方も大歓迎です!
それでは、親子で野球が10倍楽しくなる「最高の観戦術」を、ここから徹底解説していきます!
大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース):もはや伝説!ファン投票最多得票&史上初の快挙とは?
まず絶対に外せないのが、我らが大谷翔平選手です。お子さんも名前はもちろん知っていると思いますが、彼が今、どれだけとんでもない領域にいるのか、この機会にしっかり教えてあげましょう。
【凄さのポイント①】ファンの支持が圧倒的!ナ・リーグ最多得票の「顔」
今年のオールスター、大谷選手はファンによる投票で、ナショナル・リーグの396万7668票という圧倒的な票数を集め、堂々の最多得票で選ばれました。
- 親子での会話ネタ:「なんで大谷選手はこんなに人気があるんだろうね? それは、ホームランをたくさん打つだけじゃなくて、いつも全力でプレーして、周りの人への感謝を忘れない、素晴らしい人だからなんだよ。野球が上手いだけじゃ、こんなにたくさんの人から応援してもらえないんだ。」
これは、アメリカ中のファンが「オールスターで最も見たい選手は、大谷翔平だ!」と思っている証拠。少年野球のチームでも、人気投票をしたら一番人気の選手がいますよね?それの、世界最高峰のリーグ版だと考えれば、その凄さがイメージしやすいはずです。
【凄さのポイント②】誰も成し遂げたことのない「史上初」のダブル快挙!
ここが最大の自慢ポイントです!大谷選手は、今回の選出で歴史的な記録を打ち立てました。
- DH(指名打者)として5年連続ファン投票選出(史上初!)
- ア・リーグとナ・リーグの両方でDHとしてファン投票選出(史上初!)
ちょっと難しい言葉が出てきましたが、大丈夫です。
- 親子での会話ネタ:「ねぇ、大谷選手って、野球の歴史で誰もやったことがないことを2つも達成したんだって!去年までは『アメリカン・リーグ』、今年からは『ナショナル・リーグ』っていう、ちょっと違うリーグに移籍したんだけど、どっちのリーグに行っても『お前が最強のバッターだ!』ってファンに選ばれたんだ。これって本当に凄いことなんだよ!」
サッカーで例えるなら、スペインリーグで得点王になった選手が、イングランドのプレミアリーグに移籍した初年度にまた得点王になるようなもの。環境が変わっても最高のパフォーマンスを出し続ける、その適応能力と実力は、まさに「生ける伝説」級です。
【凄さのポイント③】狙うは自身初!オールスターMVP!
これだけの実績を誇る大谷選手ですが、意外にもまだオールスターゲームでのMVP(最優秀選手賞)は獲得していません。過去にはイチローさん(2007年)が獲得しており、大谷選手が獲得すれば日本人史上2人目の快挙となります。
- 親子での会話ネタ:「今日の試合で一番活躍した選手がもらえる『MVP』っていう賞があるんだけど、大谷選手はまだ獲ったことがないんだ。今日はナショナル・リーグの『1番バッター』っていう一番大事な役目を任されているから、最初の打席から大注目だぞ!ホームランを打ってMVPになったら、歴史に残る一日になるね!」
父親になったことも力になっているのかもしれません。「家に帰って顔を見るだけでうれしい。それだけで1日の疲れとかもなくなりますし、それが一番幸せ」と語る大谷選手。家族という新たなパワーを得て、夢の舞台でどんな活躍を見せてくれるのか、本当に楽しみですね!
山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース):MLB1年目での選出!その凄さと未来への期待
次に紹介するのは、大谷選手のチームメイトでもある山本由伸投手です。彼もまた、とんでもない快挙を成し遂げました。
【凄さのポイント①】移籍1年目での選出という衝撃
山本投手は、今年からメジャーリーグでプレーし始めたばかりのルーキーです。それなのに、いきなりオールスターに選ばれてしまいました。これは、日本のプロ野球でどれだけ凄いピッチャーだったとしても、並大抵のことではありません。
- 親子での会話ネタ:「山本投手って、今年からアメリカで野球を始めた1年生なんだ。なのに、いきなりオールスター選手に選ばれちゃった。少年野球チームに入ったばかりの1年生が、いきなり6年生の試合でエースになるくらい凄いことなんだよ!」
彼は日本で「沢村賞」という、その年で最も優れたピッチャーに贈られる賞を3年連続で受賞するなど、まさに無敵のエースでした。その実力がメジャーリーグでも通用することを、わずか半年で証明してしまったのです。
【凄さのポイント②】登板はなくても、選ばれたことに最大の価値がある
残念ながら、山本投手はオールスター直前の試合に先発登板する予定のため、今日の試合で投げることはありません。
「え、投げないのに選ばれるの?」とお子さんに聞かれるかもしれません。その時は、こう説明してあげてください。
- 親子での会話ネタ:「山本投手はね、今回はお休みなんだ。でも、オールスターに選ばれるっていうのは、『あなたはリーグで最高のピッチャーの一人です』っていう証明書をもらうようなものなんだよ。だから、試合に出なくてもベンチにいるだけで、ものすごく名誉なことなんだ。レッドカーペットを歩いたり、他のスター選手とお話ししたりするんだって。それも楽しみだね!」
彼の後半戦のテーマは「安定」。毎試合、最高のピッチングをすることを目指しているそうです。このオールスターでの経験は、彼をさらに大きなピッチャーへと成長させるはず。今日はベンチにいる山本投手の姿を探してみるのも、一つの楽しみ方ですね。
菊池雄星(ロサンゼルス・エンゼルス):努力で掴んだ4年ぶり2度目の栄光
3人目の日本人選手は、菊池雄星投手です。彼の選出には、大谷選手や山本投手とはまた違った、感動的なストーリーがあります。
【凄さのポイント①】一度落ちても這い上がった「復活」の物語
菊池投手は、2021年に一度オールスターに選ばれています。しかし、その後は苦しい時期も経験しました。それでも諦めずに努力を続け、今年、4年ぶり2度目となる夢の舞台への切符を掴み取りました。
- 親子での会話ネタ:「菊池投手はね、一度オールスターに選ばれた後、ちょっと調子が悪くて苦しい時期があったんだ。でも、そこで腐らずに一生懸命練習して、また最高のピッチャーの一人として戻ってきたんだよ。少年野球でも、エラーしたり三振したり、うまくいかない時ってあるでしょ?でも、そこで諦めずに頑張り続ければ、菊池投手みたいにまた輝けるんだ。」
この「復活劇」は、子どもたちの心に響くはずです。成功し続けることだけが全てではない。失敗しても、努力し続ければ再びチャンスを掴めるということを、菊池投手の姿が教えてくれます。
【凄さのポイント②】家族の力と、故郷の誇り
菊池投手は、大谷選手や山本投手と同じ、岩手県の高校出身です。一つの県から3人もオールスター選手が生まれるなんて、まさに奇跡的ですよね。
また、彼は34歳になった今も「1日でも長く家族のためにもプレーしたい」と語っています。息子のレオくんに「いいところを見せたい」という想いが、彼の力強いピッチングを支えています。
- 親子での会話ネタ:「菊池投手は、君のお父さんと同じように、家族のために頑張ってるんだって。息子さんにかっこいい姿を見せたいんだってさ。パパも、君が野球を頑張ってる姿を見るのが一番の楽しみなんだよ。それと一緒だね。」
菊池投手も今回は登板を回避しますが、エンゼルスから唯一選ばれた誇りを胸に、オールスターの雰囲気を楽しむことでしょう。彼のストーリーは、野球の技術だけでなく、人としての在り方や家族の絆の大切さを教えてくれます。
見どころ2:これぞ球宴の醍醐味!親子で絶対に見たい夢の対決&注目選手

さて、日本人選手の凄さをインプットしたら、次はいよいよ試合そのものの見どころです!オールスターゲームは、普段は絶対にありえない「夢の対決」や「スター選手の共演」が実現する、まさにお祭りのような一日。ここでは、野球未経験のパパでも思わず「おおっ!」と声が出てしまうような、注目の対決と選手たちを、ロースター一覧と共に徹底紹介します!
【夢の直接対決は?】ナ・リーグ大谷翔平 vs ア・リーグの怪物たち
普段、大谷選手が所属するナショナル・リーグと、もう一つのアメリカン・リーグの選手が対戦するのは、インターリーグ戦かワールドシリーズだけ。しかし、オールスターでは両リーグのスターが一堂に会します。つまり、大谷選手がア・リーグのスター投手と対戦し、スター野手と勝負する場面が見られるのです!
注目対決①:大谷翔平 vs アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)
今年のファン投票で、ナ・リーグ1位が大谷選手なら、ア・リーグ、そしてMLB全体で1位の票を集めたのが、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手です。
- 親子での会話ネタ:「見て、あのでっかい選手!あれがヤンキースのジャッジ選手だよ。今年の人気投票でメジャーリーグ全体の1位になった、大谷選手の最大のライバルなんだ。大谷選手が打ったボールをジャッジ選手が捕るか、それともホームランにするか…二人が同じ画面に映るだけでワクワクするね!」
ジャッジ選手は身長201cmの巨体から、とてつもないパワーのホームランを放つスラッガー。二人は現代MLBを代表する二大巨頭であり、彼らの対決、そして共演は、ファンが最も見たがるシーンの一つです。
注目対決②:大谷翔平 vs ア・リーグの剛腕投手たち
ア・リーグには、えげつないボールを投げるピッチャーがゴロゴロいます。例えば、救援投手(リリーフ)として選ばれているアロルディス・チャップマン投手やジョシュ・ヘイダー投手は、160km/hを超える速球や、鋭く曲がる変化球が武器。彼らと大谷選手の対決が実現すれば、一球一球から目が離せません。
【先発投手対決】未来のエース候補!スキーンズ vs スクーバル
試合の始まりを告げる先発投手。ここにも、とてつもない才能が集結しました。
ナショナル・リーグ先発:ポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)
- 特徴: わずか23歳にして、球界を席巻する若き怪物。160km/h超のストレートを連発する、まさに「剛腕」です。
- 凄さ: なんとメジャー2年目にして、2年連続のオールスター先発という史上初の快挙を達成!防御率2.01はナ・リーグトップクラスの成績です。
- 親子での会話ネタ:「ナ・リーグの先発ピッチャー、スキーンズ選手はまだ23歳なんだって!君が大人になる頃には、メジャーリーグの伝説的なピッチャーになってるかもしれないぞ。あの速い球、テレビで見ててもすごい迫力だね!」
アメリカン・リーグ先発:タリク・スクーバル(デトロイト・タイガース)
- 特徴: 昨年のサイ・ヤング賞(リーグ最高の投手に贈られる賞)投手で、今季さらに進化を遂げた本格派左腕。
- 凄さ: 防御率2.02と安定感は抜群。彼自身、**「対戦したいのはショウヘイだ」**と公言しており、大谷選手との対決を心待ちにしています。
- 親子での会話ネタ:「ア・リーグの先発、スクーバル投手は、大谷選手と対戦するのを一番楽しみにしてるんだって。最高のバッターと最高のピッチャーが戦うんだから、これはもうマンガの世界だね!どっちが勝つか、予想してみようか!」
この未来のエース候補同士の投げ合いが、試合序盤の大きな見どころになることは間違いありません。
【ロースター深掘り】この選手も凄い!親子で注目したいスター選手一覧
参考記事にあったロースターの全選手を紹介しつつ、特に少年野球の子どもたちに語って聞かせたい注目選手をピックアップします!
【選出方法の豆知識】
オールスター選手は3つの方法で選ばれます。
- ファン投票: ファンが「この選手が見たい!」と投票して決める、最も名誉ある選出方法。
- 選手間投票: 選手たちが「こいつは本物だ」と認める選手を選ぶ。プロがプロを選ぶ、渋い選出。
- MLB機構の推薦: 投票では漏れたが実績十分な選手や、各チームから最低1名は選ばれるようにバランスを取るための選出。
アメリカン・リーグ 注目選手
◆ファン投票選出
- 捕手:カル・ローリー(マリナーズ)
- 注目ポイント: 昨日のホームランダービーで劇的な優勝を飾った「打てるキャッチャー」!守備の要でありながら、長打力も兼ね備える姿は、少年野球のキャッチャーたちに夢を与えます。
- 一塁手:ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
- 注目ポイント: 父親も殿堂入りしたスーパースターという、野球界のサラブレッド。豪快なスイングは見ていて気持ちがいい!
- 外野手:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
- 前述の通り、MLBの顔。彼の守備範囲の広さにも注目です。
◆選手間投票選出
- 外野手:スティーブン・クワン(ガーディアンズ)
- 注目ポイント: 三振を全くしない、コンタクト能力の天才。少年野球で大事な「バットに当てる技術」の最高峰がここにあります。「ホームランだけが野球じゃない」ということを教えてくれる選手です。
- 外野手:フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
- 注目ポイント: 「J-Rod」の愛称で親しまれる、走攻守三拍子そろった若きスーパースター。彼のダイナミックなプレーは子どもたちの憧れの的です。
- 先発投手:ジェイコブ・デグロム(レンジャーズ)
- 注目ポイント: 怪我から復活した「最強投手」。彼が健康であれば、間違いなく地球上で最高のピッチャーの一人。そのピッチングはまさに芸術品です。
◆MLB機構の推薦
- 内野手:ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
- 注目ポイント: 俊足・強打・強肩を兼ね備えた、次世代を担うスター遊撃手。彼のスピーディーなプレーは、野球の楽しさを凝縮しています。
ナショナル・リーグ 注目選手
◆ファン投票選出
- 一塁手:フレディ・フリーマン(ドジャース)
- 注目ポイント: 大谷選手の頼れる同僚。広角に打ち分けるバッティング技術は、まさにお手本。いつも笑顔を絶やさない人柄も人気の秘密です。
- 外野手:ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
- 注目ポイント: 開催地アトランタ・ブレーブスの地元スター!昨年、史上初の「40本塁打-70盗塁」を達成した、パワーとスピードを兼ね備えた超人です。
- 指名打者:大谷翔平(ドジャース)
- 言わずもがな、ナ・リーグの主役です!
◆選手間投票選出
- 遊撃手:エリー・デラクルーズ(レッズ)
- 注目ポイント: 規格外の身体能力を持つ、今最もエキサイティングな選手の一人。とてつもない強肩、ロケットのような速さの足は、一度見たら忘れられません。
- 先発投手:ザック・ウィーラー(フィリーズ)
- 注目ポイント: 安定感抜群のエース。派手さはないかもしれませんが、試合を作る能力はメジャートップクラス。玄人好みのピッチングです。
◆MLB機構の推薦
- 投手:クレイトン・カーショウ(ドジャース)
- 注目ポイント: 後ほど詳しく解説しますが、「功労者枠」で選ばれた生ける伝説。彼の存在 자체가見どころです。
ここに挙げた以外にも、全ての選手が超一流。ぜひ親子で「この選手、どんなところが凄いのかな?」と話しながら、自分たちだけの注目選手を見つけてみてください!
見どころ3:観戦がもっと面白くなる!球宴を支える豆知識

さあ、いよいよ最後の仕上げです!選手や対決の見どころに加えて、これから紹介する「豆知識」をインプットしておけば、パパはもう立派な野球解説者。試合の中継が、何倍も深く、面白く感じられること間違いなしです!
ホームランが出やすい?開催地トゥルイスト・パークの秘密
今年のオールスターが開催されるのは、ジョージア州アトランタにある**「トゥルイスト・パーク」**。2017年にできたばかりの、とても綺麗なボールパークです。
実はこの球場、**「打球がよく飛ぶ」「ホームランが出やすい」**ことで有名なんです。
- 親子での会話ネタ:「今日の試合会場、実はホームランが出やすい球場なんだって!だから、スター選手たちがガンガン大きな当たりを打って、ホームラン合戦になるかもしれないぞ!大谷選手も特大ホームランを打ってくれるかもね!」
なぜホームランが出やすいのか?それは、アトランタが少し標高の高い場所にあるため、気圧が低く空気抵抗が少ないから、と言われています。難しい理屈はさておき、「今日は派手な打ち合いが期待できる!」と覚えておけばOKです!球場の周りにはホテルやお店がたくさんあって、まるで野球のテーマパークのよう。いつか親子で行ってみたいですね!
実は昨日もすごかった!ホームランダービーの結果は?
オールスターは試合本番だけではありません。前日には、リーグを代表するスラッガーたちが集い、ただひたすらホームランの数を競い合う**「ホームランダービー」**が開催されました。
今年、劇的な優勝を飾ったのは、ア・リーグのロースターでも紹介したマリナーズの捕手、カル・ローリー選手でした!
- 親子での会話ネタ:「昨日、ホームラン競争があったんだけど、優勝したのはキャッチャーのローリー選手だったんだって。キャッチャーって守りの要で大変なポジションなのに、あんなにホームランを打つなんて、本当にすごいよね!来年は大谷選手にも出てほしいなぁ。」
このホームランダービーの結果を知っているだけでも、「お、パパ詳しいな」とお子さんに見直されるはず。試合本番でも、ローリー選手が打席に立ったら「昨日優勝した選手だ!」と注目してみてください。
「功労者枠」って何?レジェンド、カーショウの特別選出
ナ・リーグのロースターに、クレイトン・カーショウ投手の名前がありました。彼は「功労者枠」という特別な形で選出されています。これは、長年にわたってリーグに多大な貢献をしてきたレジェンド選手を、コミッショナーが特別に選出する枠です。
- 親子での会話ネタ:「ドジャースのカーショウ投手はね、ファン投票でも選手からの投票でもなく、『あなたは今まで本当にすごかったから、ぜひオールスターに出てください』って、野球界で一番偉い人から特別に招待されたんだ。まさにレジェンドなんだよ。彼がマウンドに上がったら、球場中のファンが大きな拍手を送るはずさ。」
カーショウ投手は、サイ・ヤング賞を3度受賞し、通算3000奪三振も達成した、まさに生ける伝説。彼のピッチングを見られるかもしれないというのは、非常に貴重な機会です。この「功労者枠」の存在を知っていると、オールスターという舞台がいかに選手たちへのリスペクトに溢れているかが分かりますね。
なぜ選ばれなかった?鈴木誠也選手の落選から学ぶこと
一方で、悔しいニュースもありました。カブスで大活躍している鈴木誠也選手は、打点王争いでメジャートップクラスの成績を残しながら、あと一歩のところでオールスター選出を逃してしまいました。
- 親子での会話ネタ:「カブスの鈴木誠也選手、すごく活躍してるのに、今年は残念ながら選ばれなかったんだ。オールスターに出るっていうのは、それだけ大変で、狭き門なんだね。でも、きっとこの悔しさをバネにして、後半戦はもっともっと活躍してくれるはずだよ。悔しい気持ちが、人を強くするんだ。」
この落選は、少年野球にも通じる教訓を与えてくれます。一生懸命頑張っても、必ずレギュラーになれるわけではない。試合に勝てるわけでもない。でも、その悔しい経験こそが、次の成長への一番のエネルギーになる。鈴木選手の後半戦の活躍に期待しながら、お子さんの挑戦も応援してあげたいですね。
今日のオールスターを、最高の親子の思い出にしよう!
さあ、これで準備は万端です!
今日のオールスター観戦を、ただ「すごい試合だったね」で終わらせるのはもったいない。ぜひ、この記事で得た知識を使って、お子さんとの会話を弾ませてください。
- 「なぜ今の場面、ピッチャーを代えたんだと思う?」
- 「君が監督だったら、次のバッターにどんなサインを出す?」
- 「大谷選手のスイング、どこが凄いと思う?」
こんな風に「なぜ?」「どう思う?」と問いかけることで、お子さんの「野球脳」はどんどん育っていきます。考える力が、プレーの質を向上させる最高のトレーニングになるのです。
もしお子さんが野球よりもゲームが好きなら、その「好き」を野球に繋げてみましょう。
- 「ゲームで強いキャラを育てるみたいに、野球選手も毎日コツコツ練習して強くなるんだよ」
- 「チームで協力して敵を倒すのと、野球のチームプレーって似てると思わない?」
野球の戦略性やチームワークの面白さを、お子さんが理解しやすい言葉で伝えてあげてください。
放送情報で最後の確認!
最後に、今日の放送情報をチェックしておきましょう!
- 放送時間:日本時間7月16日(水)あさ9時~
- テレビ放送:テレビ朝日系列で地上波生中継!
- その他:NHK BS、J SPORTSなどでも視聴可能
家族みんなでリビングに集まって、世界最高峰のプレーを堪能しましょう!
まとめ

今日のMLBオールスターゲームは、年に一度の夢の球宴です。
- 大谷翔平、山本由伸、菊池雄星という3人の日本人選手のそれぞれの凄さ
- 大谷 vs ジャッジ、スキーンズ vs スクーバルといった夢の対決
- ホームランが出やすい球場や、功労者枠などの豆知識
これらの見どころを知っているだけで、観戦の楽しさは何倍にも膨れ上がります。
ぜひ、この記事をきっかけに、お子さんにとってパパが「最高の野球博士」になってあげてください。そして、今日の観戦が、親子の絆をさらに深め、お子さんの「野球が大好き!」という気持ちを大きく育む、最高の思い出の一日になることを心から願っています。
さあ、テレビの前に集合!プレイボール!