はじめに:親子でドジャースを応援しよう!
「パパ、野球の試合見に行きたい!」
ある日、小学3年生の息子が目を輝かせながらこう言いました。少年野球チームに入ってから、息子の野球熱は日に日に高まっています。
「野球の試合かぁ。どこか見に行きたいチームはあるの?」
そう尋ねると、息子は間髪入れずに答えました。
「ドジャース!!」
ドジャースといえば、もちろん、大谷翔平選手が所属する、あのロサンゼルス・ドジャースです。大谷選手の活躍は日本中で報道され、息子もすっかり大谷選手のファンになっていました。
しかし、私自身は野球観戦の経験はほとんどなく、ドジャースについても、大谷選手の名前を知っている程度。
「ドジャースか…、ちょっと調べてみるよ」
そう答えたものの、内心では「どうやって応援したらいいんだろう?」「ドジャースって、大谷選手以外にどんな選手がいるんだろう?」と、不安と疑問でいっぱいでした。
この記事は、そんな私と同じような、野球未経験のパパと、少年野球に夢中なお子さんのために書きました。
ドジャースには、大谷選手以外にも、応援したくなる魅力がたくさんあります。この記事を読めば、ドジャースの基本情報から、応援の楽しみ方、観戦の準備まで、すべてが分かります。
さあ、親子でドジャースを応援して、最高の思い出を作りましょう!
ドジャースを応援したくなる5つの理由
理由 | 内容 | 親子で楽しめるポイント |
1. 日本人選手の活躍 | 大谷翔平選手、山本由伸選手、佐々木朗希選手(2025年加入予定)など、日本人選手が活躍しています! | 日本人選手を応援することで、MLBがぐっと身近に感じられます。お子さんの「僕もメジャーリーガーになりたい!」という夢を応援できます。 |
2. 140年以上の歴史と伝統 | ドジャースは、1884年に創設された、MLBでも有数の歴史あるチーム。ジャッキー・ロビンソン選手など、語り継がれるべきエピソードがあります。 | 野球の歴史を学ぶことで、スポーツの持つ力や、社会的な意義を親子で考えるきっかけになります。 |
3. スター選手の宝庫 | 大谷選手以外にも、ムーキー・ベッツ選手、フレディ・フリーマン選手など、MLBを代表するスター選手が勢ぞろい! | さまざまなプレースタイルの選手を見ることで、お子さんの野球の技術向上につながります。また、好きな選手を見つけて、一緒に応援することで、親子の会話も弾みます。 |
4. ドジャースタジアムの魅力 | ドジャースタジアムは、野球観戦だけでなく、さまざまな楽しみ方ができるボールパーク。スタジアムツアー、グルメ、お土産など。 | 試合観戦だけでなく、スタジアム全体を楽しむことで、家族の思い出をたくさん作ることができます。 |
5. 親子で楽しめるイベントやコンテンツ | ドジャースは、親子で楽しめるイベントやコンテンツを多数用意。大谷選手とのコラボ絵本、野球教室、社会貢献活動など。 | 野球を通じて、親子のコミュニケーションを深めることができます。また、ドジャースの社会貢献活動を知ることで、スポーツチームが地域社会に果たす役割について、親子で考えるきっかけになります。 |
理由1:日本人選手の活躍を応援しよう!
ドジャースには、世界最高峰の舞台で活躍する、誇らしい日本人選手たちがいます。彼らの活躍は、私たち日本の野球ファンに、大きな感動と勇気を与えてくれます。
大谷翔平選手:二刀流で世界を魅了!
大谷翔平選手は、もはや説明不要のスーパースターですね。投手と打者の両方でトップレベルの成績を残す「二刀流」は、世界中の野球ファンを驚かせ、魅了し続けています。
- 投手として:
- 最速165km/hを超える剛速球
- 鋭く変化するスプリットやスライダー
- 精密なコントロール
これらの武器を駆使し、メジャーリーグの強打者たちを次々となぎ倒していく姿は、圧巻です。
- 打者として:
- 驚異的なパワーから放たれるホームラン
- 広角に打ち分けるバッティング技術
- 俊足を生かした走塁
打席に立つたびに、何かやってくれるのではないかと、ワクワクさせてくれます。
大谷選手の活躍は、少年野球を頑張るお子さんにとって、最高の目標となるでしょう。「僕も大谷選手みたいになりたい!」という夢を、ぜひ一緒に応援してあげてください。
山本由伸選手:日本が誇る本格派右腕!
山本由伸選手は、日本プロ野球で数々のタイトルを獲得し、2024年からドジャースに加入した、本格派右腕です。
- 最速159km/hのストレート
- 多彩な変化球
- 抜群の制球力
これらの武器を駆使し、日本プロ野球では、3年連続で沢村賞(最優秀先発完投型投手に贈られる賞)を受賞するなど、圧倒的な実績を残してきました。
メジャーリーグでも、その実力をいかんなく発揮し、ドジャースの先発ローテーションの一角として、活躍することが期待されています。
佐々木朗希投手もドジャースに!(2025年)
さらに、2025年には、「令和の怪物」こと佐々木朗希投手がドジャースに加入することが決まっています。
佐々木投手は、
- 最速165km/hのストレート
- 落差の大きいフォークボール
を武器に、日本プロ野球界で数々の記録を打ち立ててきました。
大谷選手、山本選手、そして佐々木投手。この3人の日本人選手が、同じチームでプレーする姿を想像するだけで、胸が熱くなりますね!
理由2:ドジャースの歴史と伝統を知ろう!
ドジャースは、1884年に創設された、MLBでも有数の歴史と伝統を誇るチームです。その長い歴史の中には、数々の名勝負や、感動的なエピソードがあります。
ブルックリン・ドジャース時代
ドジャースは、もともとニューヨークのブルックリン地区で、「ブルックリン・アトランティックス」として誕生しました。その後、何度かチーム名が変わり、1932年に「ブルックリン・ドジャース」となりました。
「ドジャース」という名前は、ブルックリンの住民が、路面電車(トローリー)を巧みによける様子からつけられた、というユニークな由来があります。
ジャッキー・ロビンソン:人種の壁を乗り越えた英雄
1947年、ドジャースは、ジャッキー・ロビンソンという黒人選手をメジャーリーグにデビューさせました。当時、メジャーリーグは白人選手だけの世界であり、ロビンソン選手は、激しい人種差別に苦しみました。
しかし、ロビンソン選手は、差別や偏見に屈することなく、素晴らしいプレーで実力を証明し続けました。その結果、人種の壁を打ち破り、後進の黒人選手たちに、メジャーリーグへの道を開いたのです。
ロビンソン選手の背番号「42」は、メジャーリーグ全球団で永久欠番となっており、彼の功績は、今もなお語り継がれています。
ロサンゼルス・ドジャースへ
1958年、ドジャースは、本拠地をロサンゼルスに移転し、「ロサンゼルス・ドジャース」となりました。
ロサンゼルスでも、ドジャースは強豪チームとして活躍を続け、サンディ・コーファックス、ドン・ドライスデールといった名投手を擁し、何度もワールドシリーズを制覇しました。
ドジャースの歴史を学ぶことは、野球の歴史を学ぶことでもあります。親子で一緒に、ドジャースの歴史を紐解いてみてはいかがでしょうか。
理由3:ドジャースのスター選手たちに注目!
ドジャースには、大谷選手、山本選手、佐々木投手以外にも、MLBを代表するスター選手がたくさんいます。彼らのプレーを見ることは、野球の技術を学ぶ上でも、非常に参考になります。
ムーキー・ベッツ:走攻守三拍子そろったスーパースター
ムーキー・ベッツ選手は、俊足、強肩、好打の、走攻守三拍子そろった外野手です。2018年には、アメリカン・リーグMVP(最優秀選手)に輝くなど、MLBを代表する選手の一人です。
ベッツ選手は、野球だけでなく、ボウリングもプロ級の腕前を持つという、多才な一面も持っています。
フレディ・フリーマン:安定感抜群の強打者
フレディ・フリーマン選手は、長打力と高い打率を兼ね備えた、安定感抜群の一塁手です。2020年には、ナショナル・リーグMVPに輝きました。
フリーマン選手は、温厚な人柄でも知られており、チームメイトからの信頼も厚い、ドジャースのリーダー的存在です。
クレイトン・カーショウ:ドジャース一筋のレジェンド
クレイトン・カーショウ選手は、2006年からドジャース一筋でプレーする、チームのレジェンド的存在です。最優秀防御率のタイトルを5回獲得するなど、MLBを代表する投手の一人です。
カーショウ選手は、慈善活動にも熱心に取り組んでおり、その功績が認められ、ロベルト・クレメンテ賞(社会貢献活動に最も貢献した選手に贈られる賞)を受賞しました。
ドジャースの選手名鑑をチェックして、お子さんと一緒に、気になる選手を見つけてみましょう。それぞれの選手のプレースタイルや、得意なプレーに注目することで、野球観戦がさらに楽しくなります。
理由4:ドジャースタジアムで最高の観戦体験を!
ドジャースの本拠地、ドジャースタジアムは、野球観戦だけでなく、さまざまな楽しみ方ができる、魅力的なボールパークです。
ドジャースタジアムの歴史
ドジャースタジアムは、1962年に開場した、MLBで3番目に古い球場です。美しい自然に囲まれた、開放的な雰囲気が特徴で、「ボールパークの中の公園」とも呼ばれています。
スタジアムツアーに参加しよう!
ドジャースタジアムでは、試合のない日に、スタジアムツアーを開催しています。このツアーに参加すれば、普段は見ることができない、球場の裏側を見学することができます。
- フィールド内
- ダグアウト(選手が試合中に待機する場所)
- 記者席
- VIPルーム
など、野球ファンにはたまらない、貴重な体験ができるでしょう。
スタジアムグルメを堪能しよう!
ドジャースタジアムには、たくさんの飲食店があり、バラエティ豊かなグルメを楽しむことができます。
- 定番メニュー:
- ドジャードッグ(ホットドッグ)
- ナチョス
- フライドポテト
- その他:
- ピザ
- ハンバーガー
- タコス
- 寿司
など、さまざまな種類の料理があり、お子さんもきっと喜ぶでしょう。
お土産を買おう!
ドジャースタジアムには、グッズショップがたくさんあり、さまざまなお土産を買うことができます。
- 人気商品:
- ユニフォーム
- 帽子
- Tシャツ
- タオル
- キーホルダー
ドジャースグッズを身につけて応援すれば、気分も盛り上がること間違いなしです!
事前に、ドジャースタジアムの公式サイトをチェックして、イベント情報を確認しておきましょう。スタジアムツアーに参加したり、グルメを味わったり、お土産を買ったり、試合観戦以外にも、たくさんの楽しみ方があります。
理由5:親子で楽しめるイベントやコンテンツが盛りだくさん!
ドジャースは、親子で楽しめるイベントやコンテンツを、たくさん用意しています。
大谷翔平選手とコラボした絵本
大谷翔平選手が特別協力した絵本「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」は、大谷選手が野球を始めたきっかけや、二刀流への挑戦、メジャーリーグでの活躍などが描かれており、お子さんへのプレゼントに最適です。
ニューバランス「キッズボールパーク」
ニューバランスと大谷選手がコラボレーションした「キッズボールパーク」では、大谷選手が寄贈したグローブを使って、親子でキャッチボールを楽しむことができます。野球を通じて、親子の絆を深めることができる、素晴らしい企画ですね。
ドジャースの社会貢献活動
ドジャースは、さまざまな社会貢献活動を行っています。
- ドジャース基金:
- 教育
- 医療
- ホームレス支援
など、さまざまな分野で、地域社会をサポートしています。
- 選手による地域貢献活動:
- 病院訪問
- 野球教室
- チャリティーイベント
ドジャースの社会貢献活動を知ることで、野球チームが地域社会に果たす役割について、親子で考えるきっかけになるでしょう。
ドジャースの公式サイトや、SNSをチェックして、イベント情報を確認し、親子で参加できるイベントに、積極的に参加してみましょう。

親子でドジャース観戦を楽しむための準備
ドジャースの試合を観戦する前に、いくつか準備をしておきましょう。
チケットの購入
ドジャースの試合チケットは、人気があるため、早めに購入することをおすすめします。
- 購入方法:
- ドジャース公式サイト
- チケット販売サイト
- 旅行代理店
持ち物と服装
ドジャースタジアムには、持ち込み制限があります。
- 持ち込み可能なもの:
- クリアバッグ(透明なバッグ)
- 小さなバッグ
- 飲食物(未開封のもの)
- 持ち込み禁止のもの:
- 大きなバッグ
- 缶、ビン、ペットボトル(未開封でも)
- アルコール類
- 危険物
服装は、動きやすい服装がおすすめです。ロサンゼルスは、日中は暖かいですが、夜は冷え込むことがありますので、羽織るものを持っていくと安心です。
アクセス方法
ドジャースタジアムへは、公共交通機関を利用するのが便利です。
- ドジャースタジアムエクスプレス:
- 試合当日、ユニオン駅から無料のシャトルバスが運行しています。
- 試合チケットを提示すれば、無料で乗車できます。
まとめ:ドジャースを応援して、親子で最高の思い出を作ろう!
ドジャースは、大谷翔平選手をはじめ、魅力的な選手がたくさんいる、歴史と伝統のあるチームです。
ドジャースを応援することで、
- 野球の楽しさを再発見できる
- 親子の絆が深まる
- スポーツの持つ力や、社会的な意義を学ぶことができる
など、たくさんのメリットがあります。
ぜひ、この記事を参考に、親子でドジャースを応援して、最高の思い出を作ってください!