【道具不要】バット禁止の公園がスタジアムに!未経験パパと子の「Baseball5」遊び方ガイド
「パパ、野球しようよ」
休日の朝、息子が目を輝かせて言ったその一言に、ドキッとした経験はありませんか?
もちろん、嬉しいんです。子供が自分を頼ってくれる。一緒に遊びたがってくれる。父親として、これ以上の喜びはありません。
しかし、その直後に押し寄せてくるのは、「喜び」ではなく「焦り」にも似た感情ではないでしょうか。
「道具、まだ買ってないな…バットとグローブ、全部揃えたらいくらになるんだろう?」
「そもそも俺、キャッチボールなんてまともにできないぞ。突き指したら仕事に響くし…」
「近所の公園、たしか『ボール遊び禁止』の看板があったはず。どこでやればいいんだ?」
かつて、私もそうでした。
息子が小学生の頃、キャッチボールができる場所を探して車を走らせ、あちこちの公園を回っては「球技禁止」の看板に肩を落とす日々。
「パパ、まだ?」と後部座席から聞こえる不満げな声に、申し訳なさで胸が締め付けられるような思いをしたことを、今でも鮮明に覚えています。
もし、あの頃の私が「Baseball5(ベースボールファイブ)」という存在を知っていたら。
きっと、もっと手軽に、もっと笑顔で、息子との野球ライフをスタートできていたはずです。
この記事では、野球未経験のパパでも、道具なし・場所なし・スキルなしから始められる「Baseball5(手打ち野球)」の魅力と、具体的な遊び方をご紹介します。
バットもグローブもいりません。必要なのは、ゴムボール1個と、パパの「ちょっとした遊び心」だけ。
五輪金メダリストも推奨するこの「遊び」は、単なる手抜きではありません。子供の運動能力を劇的に伸ばし、親子の絆を深める、現代における最強の練習法なのです。
「もっと早く知りたかった」という私の後悔を、これから野球を始める皆さんへのエールに変えてお届けします。
※AI生成による音声コンテンツにて、発音や読み方に違和感ございますが、ご了承ねがいます。
「公園で野球禁止」…パパたちが直面する深刻な練習場所問題

キャッチボールすらできない?現代の公園事情とパパの焦り
「最近の子供は外で遊ばない」なんてニュースをよく耳にしますが、いち保護者として言わせてもらえば、「遊ばない」のではなく「遊ぶ場所がない」のが現実ではないでしょうか。
私が息子と野球を始めたのは、もう5年以上前のことになりますが、当時ですら状況は深刻でした。
「週末だし、ちょっとキャッチボールでもするか!」と意気揚々と近所の公園へ出かけたものの、入り口には「野球・サッカー等の球技禁止」の看板。
「じゃあ、あっちの広い公園なら」と移動しても、そこには「バットの使用禁止」「硬いボールの使用禁止」の文字。
仕方なく、誰もいない河川敷を探したり、実家の狭い庭で縮こまってボールを投げ合ったり…。
「野球をやりたい」という息子の純粋な情熱に対して、大人の事情で「場所がないからダメだ」とは言いたくありませんでした。でも、現実は厳しい。
特に、これから少年野球を始めようか迷っている「未経験パパ」にとって、このハードルは致命的です。
ただでさえ、「自分に教えられるかな?」と不安なのに、練習場所を探すだけで疲弊してしまっては、チームに入る前に心が折れてしまいますよね。
「バットを振らせてあげたいけど、危ないし場所がない」
「キャッチボールをしてあげたいけど、近所の目が気になる」
この悩みは、あなただけのものではありません。都市部に住む野球パパ全員が抱える、共通の課題なのです。
筆者の体験談:学校のグラウンドを借りて「2人で使い放題」した日々の記憶
ここで少し、私自身の昔話をさせてください。
公園難民となった私がどうしたかというと、最終的に「小学校のグラウンドを借りる」という手段に出ました。
「えっ、個人で借りられるの?」と思われるかもしれませんが、地域によっては学校開放事業の一環で、団体登録をすれば週末のグラウンドを使える制度があるのです。
私は必死でした。とにかく息子に、思いっきりボールを投げさせてあげたい一心で、役所に問い合わせ、面倒な書類を書き、毎週のように抽選申し込みをしました。
そして手に入れた、週末の小学校グラウンド。
広い校庭に、私と息子のたった2人だけ。
贅沢と言えば贅沢です。「今日はこのグラウンド、俺たちの貸切だぞ!」なんて言って、息子も最初は喜んでいました。
でも、今振り返ると、「もっと良いやり方があったんじゃないか」と思うこともあります。
未経験の私が、広いグラウンドで息子と2人きり。教えられる技術には限界がありますし、何より準備と片付けだけでヘトヘトでした。
「場所さえあれば解決する」と思っていましたが、場所があっても、それを活かす「ノウハウ」と「仲間」がいなければ、野球の楽しさは半減してしまうのです。
「環境がない」で終わらせないために必要な発想の転換
当時の私は、「野球=バットとグローブを使って、広いグラウンドでやるもの」という固定観念に縛られていました。
だからこそ、公園がダメならグラウンドを借りるしかない、と思い込んでいたのです。
しかし、もし今の私が当時の私にアドバイスできるなら、こう言います。
「グラウンドなんて借りなくていい。ゴムボール1個持って、駐車場に行こう」と。
環境がないと嘆く前に、発想を変えてみましょう。
バットが振れないなら、手で打てばいい。
広い場所がないなら、狭い場所でも成立するルールで遊べばいい。
それが、今回ご紹介する「Baseball5(ベースボールファイブ)」という考え方です。
これは単なる「妥協」ではありません。環境の制約を逆手に取った、最も賢く、最も効果的な「現代の野球スタイル」なのです。
救世主登場!話題の「Baseball5(ベースボール5)」とは何か?
「Baseball5? なにそれ、新しいゲーム?」
そう思われた方も多いでしょう。
Baseball5は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が考案した、野球・ソフトボールに次ぐ「第3の競技」として、今世界中で爆発的に普及しているスポーツです。
必要なのはゴムボール1個だけ。バットもグローブも不要の公式競技
Baseball5の最大の特徴は、そのシンプルさにあります。
ルールを簡単に説明すると、以下のようになります。
- 道具: ゴムボール1個のみ。バットもグローブも使いません。
- 打撃: バッターは自分でトスしたボールを、手のひらや拳で打ちます(バレーボールのサーブのようなイメージ)。
- 守備: 素手でゴロを捕り、素手で送球します。
- 人数: 1チーム5人制。
- フィールド: 18m×18mの正方形(塁間は13m)。
いかがですか?
「これなら、うちの近所の公園でもできるんじゃないか?」と思いませんでしたか?
そうなんです。バットを使わないので「危険」と言われることもありませんし、硬球を使わないので「騒音」や「器物破損」のリスクも極めて低い。
まさに、日本の住宅事情・公園事情にマッチした奇跡のようなスポーツなのです。
五輪金メダリスト・渥美万奈選手も太鼓判!「ミスしても大丈夫」な競技性
「でも、しょせんはゴムボール遊びでしょ? 野球の練習にはならないんじゃない?」
そんな疑念を払拭してくれるのが、東京オリンピックのソフトボール金メダリスト、渥美万奈選手の言葉です。
First-Pitchの記事によると、渥美選手は現在、このBaseball5の普及活動に力を入れています。
彼女はインタビューで、Baseball5の魅力についてこう語っています。
「バット、グラブなどの道具を使わないので、普及しやすいスポーツではないかと思います」
「野球やソフトボールでエラーが出ると、チーム全体が嫌な雰囲気になりがちですが、“ミスしても大丈夫”という前提で励まし合えるスポーツだと思います」
(出典:First-Pitch 「道具不要の“5人制野球”は「ミスしてOK」」 より)
あの鉄壁の守備を誇った金メダリストが、「ミスしても大丈夫」と言うのです。
これは、未経験パパにとって最大の救いではないでしょうか。
「上手く捕れないと恥ずかしい」「子供に示しがつかない」
そんなプレッシャーを感じる必要はありません。トップアスリートですら、「素手で捕るのは難しい、だから面白い」と言っているのですから。
キューバの子供たちは「街角の手打ち」でハンドリングを磨いている
さらに視点を世界に向けると、野球大国・キューバでは、昔からこのBaseball5の原型となる「クアトロ・エスキーナス(4つの角)」という遊びが日常的に行われてきました。
路地裏や広場で、子供たちがゴムボールを手で打ち合い、夢中で走り回る。
彼らのあのアクロバティックな守備や、変幻自在なハンドリング能力は、高価なグローブではなく、この「素手感覚の遊び」によって養われたと言われています。
つまり、Baseball5で遊ぶことは、単なる場所対策ではありません。
「世界最強の野球選手たちと同じルーツのトレーニング」を、遊びながら実践していることになるのです。
これなら、パパも自信を持って子供を誘えますよね。「これ、キューバの練習なんだぞ!」と。
未経験パパにこそBaseball5を強くおすすめする3つの理由
ここまで競技としての魅力をお伝えしましたが、ここからはより具体的に、なぜ私が「未経験パパ」にこそ、これを強く推すのか。その理由を3つのポイントで解説します。
1. 「キャッチボールが怖い」を克服!突き指・怪我のリスクがほぼゼロ
正直に言いましょう。未経験パパにとって、硬式はもちろん、軟式ボールのキャッチボールですら「怖い」ものです。
子供の投げたボールが顔に向かってきたら? 突き指したら、明日のパソコン業務はどうなる?
そんな恐怖心が、パパの体を硬くし、子供との楽しい時間を「緊張の時間」に変えてしまいます。
しかし、Baseball5で使うのは、中空のゴムボールです。
当たっても痛くない。突き指のリスクも極めて低い。
この「恐怖心からの解放」こそが、パパが子供と対等に向き合うための第一歩です。
「捕れなくても痛くない」と思えば、パパも積極的にボールに飛び込めます。その必死な姿こそが、子供にとって一番嬉しい「パパとの時間」なのです。
2. バット空振りの恥ずかしさナシ!パパの威厳を守れる「手打ち」の魅力
「子供にかっこいいところを見せたい」
そう思ってバッティングセンターに行き、100km/hの球に振り遅れて空振り…。子供の冷ややかな視線に耐えられなかった経験、ありませんか?
野球の中で最も難しい技術、それが「細いバットで小さなボールを打つ」ことです。未経験者ができなくて当たり前なのですが、父親のプライドとしては辛いものがあります。
Baseball5なら、使う道具は自分の「手」です。
自分の手で、自分でトスしたボールを打つ。これなら空振りすることはまずありません。
狙ったところに打ち分けることも、バットより遥かに簡単です。
「パパ、今のうまい!」と子供に褒められる体験。これこそが、パパ自身のモチベーションを維持するために必要不可欠な栄養素です。
3. 経済的負担ゼロ!高いバットを買う前の「お試し野球」として最適
少年野球はお金がかかります。
グローブに数万円、バットに数万円、スパイク、ユニフォーム…。
「せっかく揃えたのに、子供が『やっぱり野球やりたくない』って言い出したらどうしよう」
そんな不安から、入団を躊躇しているご家庭も多いはずです。
Baseball5に必要な初期投資は、数百円のゴムボール1個だけ。
まずはこれで遊んでみて、子供が「もっと遠くに飛ばしたい!」「グローブで捕ってみたい!」と言い出してから、道具を買いに行けばいいのです。
いわば、「野球の体験版」をノーリスクでダウンロードするようなもの。
経済的な心理的ハードルを極限まで下げてくれる、家計に優しいスポーツなのです。
今すぐ始めよう!親子で遊べる「Baseball5」実践ガイド

「理屈はわかった。で、実際どうやって遊べばいいの?」
そんなパパたちのために、今日からすぐに始められる、親子向けBaseball5のアレンジ遊び方をご紹介します。
公式ルールは5人対5人ですが、ここでは「パパ vs 子供」の1対1で楽しめる方法を伝授します。
場所確保:チョーク1本あれば、駐車場がスタジアムに変わる
まず必要なのは場所ですが、18m四方もいりません。
車1台分〜2台分のスペースがあれば十分です。自宅の駐車場や、小さな公園の隅っこでOK。
用意するものは、ゴムボール1個と、白のチョーク(または養生テープ)。
これを使って、地面に線を引きます。
- ホームベースを描く: 小さな三角形を描きます。ここが打つ場所です。
- フェアゾーンを決める: ホームベースから扇状に線を伸ばし、「ここから出たらファウル」というラインを決めます。
- ヒットゾーンを決める: 守る人がいない1対1の場合、「ここまで転がったらヒット」「あの壁に当たったらツーベース」というように、独自のヒットゾーンを決めます。
この「球場作り」自体を、子供と一緒に楽しんでください。
「あそこのマンホールに当たったらホームランにしようぜ!」
なんて会話は、まるで秘密基地を作るようなワクワク感があります。
基本ルール:5イニング制・5人制を「親子1on1」にアレンジする方法
【親子1on1ルール(例)】
- 攻撃: 自分でボールをトスして、手で打つ(叩く)。
- 守備: パパと子供が交代で守る。
- アウトの条件:
- ゴロを素手で捕球して、壁(または指定の場所)に当てるまでのタイムを競う。
- フライをキャッチしたらアウト。
- 3回ファウルしたらアウト(公式ルールではファウルは即アウトですが、親子なら優しめに)。
- 得点: 独自のヒットゾーンに入ったら1点。
ポイントは、「守備側も楽しめる」ことです。
バット野球だと、未経験パパはピッチャーをやるだけで精一杯で、守備の楽しさを味わえません。
しかしBaseball5なら、子供の打った強烈なゴロをパパがダイビングキャッチ!なんてプレーも可能です。
「パパ、ナイスプレー!」と子供とハイタッチする瞬間、あなたはもう立派な野球選手です。
遊びが練習に変わる瞬間:ゴロ捕球と動体視力が勝手に身につく
この遊びを続けていると、子供の動きに変化が現れます。
- 腰が低くなる: 速いゴロに対応しようと、自然と腰を落として構えるようになります。
- ボールを最後まで見る: 素手で捕るためには、グラブ以上にボールを凝視する必要があります。
- 足が動く: 手だけで捕りにいくと弾くので、ボールの正面に入るフットワークが身につきます。
これらは全て、野球の守備における「基本中の基本」。
コーチに「腰を落とせ!」と怒鳴られなくても、遊びの中で自然と身体が覚えていくのです。
これこそが、Baseball5が「最強の練習」と呼ばれる所以です。
「遊び」から広がる地域コミュニティ(筆者の願い)
最後に、少しだけ未来の話をしましょう。
私が学校のグラウンドを借りて息子と練習していた頃の話です。
グラウンド開放で地域の子供たちが集まった、あの日曜日の景色
最初は私と息子の2人だけでした。
でも、毎週同じ時間にグラウンドでボールを追いかけていると、不思議なことが起こります。
通りがかりの親子が足を止めたり、自転車で遊びに来た中学生が「何やってるんですか?」と覗きに来たり。
「よかったら、一緒にやりませんか?」
私がそう声をかけると、最初は遠慮がちだった子供たちが、一人、また一人と加わってくれました。
小学生の息子にとって、中学生のお兄ちゃんと野球ができるのは刺激的だったようですし、私にとっても、地域の野球パパたちと「教え方が難しいですよね」なんて愚痴り合える仲間ができたのは、大きな財産でした。
Baseball5なら「グラウンド予約」なしで友達を誘える
当時の私は、面倒な手続きをしてグラウンドを借りていましたが、Baseball5ならもっと簡単です。
公園の隅で、パパと子供がゴムボールで盛り上がっている。
それだけで、周りの子供たちは「楽しそうだな」と寄ってきます。
「混ぜて!」と言われたら、しめたもの。
道具がいらないので、その場にいる子全員ですぐに試合が始められます。
グローブを持っていない子も、野球を知らない子も関係ありません。
「手で打つだけだよ」と言えば、誰でもすぐにヒーローになれる。
「一緒にやろうよ」の一言で、パパも子供も孤独じゃなくなる
野球未経験のパパが一番辛いのは、「孤独」です。
チームに入っても輪に入れない。子供に教えられなくて孤立する。
でも、Baseball5という「新しい武器」を持っていれば、あなたは地域の子供たちの人気者になれるかもしれません。
「あのパパ、面白い遊び知ってるぞ」
そうやって子供たちの輪の中心にいるパパの姿を見れば、息子さんもきっと鼻が高いはずです。
技術なんて教えられなくていい。
「一緒に遊ぶ場所」と「きっかけ」を作ってくれるパパ。それだけで、あなたは最高の名監督なのです。
まとめ:道具や場所にこだわらず「親子の時間」を楽しもう

今回は、場所も道具も経験もいらない救世主「Baseball5」についてご紹介しました。
- 場所がない悩み解決: 省スペースで、「球技禁止」の公園でも遊べる可能性大(※念のため管理者に確認を)。
- 道具不要: 高いバットやグローブを買う前の「お試し」に最適。
- パパの不安解消: 突き指などの怪我リスクがなく、未経験でも子供と対等に渡り合える。
- 確かな効果: 五輪金メダリストも認める、ハンドリングと動体視力の向上。
かつて、公園を探し回り、手続きに奔走した私からすれば、こんなに手軽で効果的な方法がある今のパパたちが羨ましくて仕方ありません。
「今、息子が小学生だったら、絶対にこれをやっていたのに」
そんな少しの後悔と、これから野球ライフを始める皆さんへの大きな期待を込めて、この記事を書きました。
どうか、「場所がない」「教えられない」と諦めないでください。
ゴムボール1個あれば、そこはもうスタジアムです。
今度の週末、お子さんを誘って言ってみてください。
「グローブ置いて、手ぶらで公園行こうぜ!」
その一言から、親子の新しい野球ストーリーが始まります。
応援しています!
