本当に子供が遊べなくなっている?公園の禁止事項の問題とは

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「公園は子どものもの」 そう思って、週末に子供と近所の公園へ遊びに行った時のことです。 いつも通り、グローブとボールを持って、キャッチボールを始めようとしたら、 公園の入り口に「ボール遊び禁止」の看板が…。

「えーっ!なんでダメなの?!」 息子は、目を丸くして、私に訴えかけます。

「危ないからダメなんだよ…」 そう答える私自身も、納得できていませんでした。 広々とした公園なのに、 なぜボール遊びをしてはいけないのか? 子供の頃から、 公園で野球やキャッチボールをするのは当たり前のことだと思っていました。

近年、公園の禁止事項が増えているという話を、ニュースやインターネットで目にする機会が増えました。 (「キャッチボール 親子 効果」について詳しくはこちら → 【小学生】親子で楽しむキャッチボール上達のコツ|効果&練習方法|未経験パパでも大丈夫!親子で楽しむ!キャッチボール上達のコツ|野球未経験パパでも大丈夫!) しかし、まさか自分の身近な公園でも、 ボール遊びが禁止されているとは…。 息子の落胆した表情を見て、 私自身も、やりきれない気持ちでいっぱいになりました。

公園は、子供たちにとって、かけがえのない遊び場です。 自然の中で、自由に体を動かし、 遊びを通して、様々なことを学び、成長していく場所。 そんな大切な場所が、 禁止事項だらけになってしまって、 本当に子供たちは安心して遊べるのでしょうか?

この記事では、公園の禁止事項の問題について、 私の体験を交えながら、 深く考えていきたいと思います。

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地域との共存:公園問題を考える

公園でのボール遊びが禁止される背景には、 ボール遊びをする子供と、 公園の静寂を求める住民との、 利害対立があると考えられます。

ボール遊びをする子供たちにとっては、 公園は、 思い切り体を動かせる、 貴重な場所です。 野球やサッカー、 ドッジボールなど、 ボールを使った遊びは、 子供たちの体力向上、 運動能力の発達、 そして、 仲間とのコミュニケーションを育む上で、 重要な役割を果たします。

一方、 公園の近くに住む住民にとっては、 ボール遊びは、 騒音や振動、 そして、 物損事故のリスクなど、 様々な迷惑をもたらす可能性があります。 特に、 高齢者や乳幼児がいる家庭では、 ボールが飛んでくることに対する不安や恐怖心も大きいでしょう。

公園は、 子供たちだけの場所ではなく、 地域住民みんなが利用する、 共有の空間です。 ボール遊びをする子供と、 公園の静寂を求める住民、 双方の意見を尊重し、 共存していく方法を、 模索する必要があるのではないでしょうか。

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行動開始!諦めないパパの挑戦

公園でのキャッチボールを禁止された私は、 息子のために、 練習場所を探さなければなりませんでした。

公園以外の練習場所を探すために、 私は、学校や公共施設、そして民間の野球教室など、様々な場所に問い合わせをしました。 (「少年野球 練習場所」についてはこちら → 公園が使えない?!少年野球の練習場所確保|諦めないパパの奮闘記) しかし、 どこも、 すでに予約でいっぱいだったり、 利用条件が厳しかったり…。 なかなか、練習場所が見つかりません。

そんな時、 息子が通う中学校のグラウンドを使わせてもらえることになりました。 学校に申請し、 手続きを経て、 ようやくグラウンドを確保できたのです。

広々としたグラウンドで、 息子は、 思い切りキャッチボールやバッティング練習ができるようになりました。 ホームランを打っても余裕があるほどの広さで、 息子ものびのびと練習できるようになり、 喜んでいました。

(関連:野球未経験パパでも大丈夫!少年野球チーム運営のすべて:保護者会の役割からトラブル解決まで

広がる輪!地域ぐるみで応援する少年野球

中学校のグラウンドを確保できたことで、 私たちの活動は、 大きく広がっていきました。

息子の野球仲間や、 私の職場の野球経験者に声をかけ、 一緒に活動する輪を広げていきました。 最初は、 ボランティアベースの呼びかけでしたが、 野球経験者の方々は、 快く協力を引き受けてくれました。

専門的な指導力を持つ大人たちのサポートを得て、 子供たちは、 野球の技術を、 着実に高めていきました。 また、 地域の人々も、 温かく見守ってくれ、 子供たちは、 野球を通して、 地域社会とのつながりを感じることができました。

さらに、 部活動の顧問の先生からも、 練習不足を補う活動として、 私たちの活動に協力してくれることになりました。

こうして、 グラウンド確保をきっかけに、 地域ぐるみで少年野球を応援する、 新しいコミュニティが生まれたのです。

未来へつなぐ!子供の成長と地域の絆

グラウンド確保を通して、 息子は野球の技術を高めるだけでなく、 仲間との友情を育み、 地域の人々との交流を通して、 大きく成長しました。 (「少年野球 親子 思い出」についてはこちら → 【少年野球】忘れられない思い出を作るための7つの秘訣:最高の瞬間を大切に!) そして、 私自身も、 子供の成長をサポートしながら、 地域の人々とのつながりを感じ、 大きな喜びと充実感を得ることができました。

公園でのボール遊び規制の問題は、 まだまだ解決には程遠いのが現状です。 しかし、 諦めずに、 行動を起こせば、 きっと、 子供たちが安心して、 そして、 楽しく野球ができる場所を作ることができるはずです。

これからも、 子供たちの野球人生を応援し、 地域コミュニティと共に、 子供たちの成長をサポートしていきたいと思います。

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