「え?プロ野球の試合中に写真撮っちゃダメなの?」「SNSに動画をアップできなくなるってマジ?」
2025年、プロ野球の観戦ルールが大きく変わるって知ってました?
今まで当たり前だったことが、来年からできなくなっちゃうかも。
今回は、2025年度から施行されるNPB(日本野球機構)の新しい試合観戦契約約款について、どこが変わるのか、それが少年野球にどんな影響を与えるのか、徹底的に解説しちゃいます!
なぜ今、ルールが変わるの?
そもそも、なぜ今、観戦ルールが変わるのでしょうか?
それは、SNSの普及や、それに伴う問題が大きくなってきたからなんです。
選手の権利を守りたい!
SNSで選手が誹謗中傷されたり、勝手に写真や動画が拡散されたりするのを防ぎたい。選手のプライバシーや肖像権を守ることが、今回のルール変更の大きな目的の一つです。
観客みんなが気持ちよく観戦できるように!
一部の観客による過度な応援や、迷惑行為をなくしたい。
みんなが安心して、気持ちよく試合を楽しめる環境を整えることが大切なんです。
公式コンテンツの価値を高めたい!
無断で試合映像やデータがSNSで拡散されるのを防ぎ、プロ野球の公式コンテンツの価値を守りたい。
公式配信サービスなどを充実させるためにも、ルールを明確にする必要があったんです。
2025年度、何が変わる?【主な変更点】
大きく変わるポイントは、主に3つ!
観客の行動規範が強化される!
変更点 | 具体的な内容 |
誹謗中傷の禁止 | 選手や他の観客に対する誹謗中傷、不適切な行動は絶対ダメ! |
処分対象 | ルールを守らないと、球場から退場させられたり、今後の入場を禁止されたりすることも…。 |
試合観戦契約の成立条件の明確化 | 正規の入場券を買った時点で、新しい約款に同意したことになるよ! |
「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」の新設 | 試合中の写真や動画の撮影、SNSへの投稿に関するルールが明確化。うっかり違反しないように注意が必要です! |
主催者の指示への従う義務 | 球場スタッフの指示には必ず従いましょう。 |
撮影・配信に関するルールが厳しくなる!
「え、SNSにアップする写真も動画もダメなの!?」と、ちょっとショックを受けた人もいるかもしれません。
でも、すべてがダメになるわけじゃないんです。
詳しく見ていきましょう!
撮影・配信の制限 | 具体的な内容 |
試合中の撮影 | インプレー中の選手(プレー中の選手)の写真や動画の撮影は原則禁止。 |
配信の制限 | 試合中のリアルタイム配信(ライブ配信)や、試合データの送信も禁止です。 |
SNS投稿の制限 | 試合中の選手の写真や動画をSNSに投稿することは、基本的にはできません。 |
動画の長さ制限 | 選手以外を撮影した動画をSNSに投稿する場合、140秒以内に制限されます。 |
撮影機材の制限 | 三脚や大型機材の使用は禁止です。他の観客の観戦を妨げるような撮影もダメ。 |
営利目的の利用禁止 | 撮影した写真や動画を、お金儲けのために使うのは禁止です。 |
その他撮影の禁止 | 他の観客の視界を妨げる行為、フラッシュなど選手に影響が出る撮影、球場内で禁止されている場所での撮影、客席や売り子さんにフォーカスした撮影は禁止です。 |
例外 | 主催者が認めた場合や、家族・友人向けの非営利目的の投稿は許可されることもあります。 |
禁止行為が追加される!
今まで以上に、観客はルールを守って観戦する必要があるんです。
違反すると、退場させられたり、今後入場禁止になったりする可能性も。
禁止行為の追加 | 具体的な内容 |
写真・動画の撮影、配信、送信規程に反する行為 | 新しくできた「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」に違反する行為は禁止です。 |
主催者の職員等の指示に反する行為 | 球場スタッフの指示には必ず従いましょう。 |
座席占拠 | 指定された席以外の場所での観戦、通路や階段でのたむろは禁止です。 |
過度な座席確保 | 自分の観戦に不要な自由席や立ち見エリアを確保する行為も禁止です。 |
試合妨害行為 | フラッシュなどを使った試合妨害、球場施設の破損ももちろんNG。 |
迷惑行為 | 暴力、誹謗中傷、他の観客への金銭要求など、他の人に迷惑をかける行為は絶対にやめましょう。 |
危険行為 | グラウンドへの乱入、物の投げ込み、フェンスによじ登るなど、危険な行為は禁止です。 |
その他 | 立入禁止場所への立ち入り、賭博や宴会など、試合観戦にふさわしくない行為も禁止です。 |
これって、少年野球にも関係あるの?
「プロ野球の話でしょ?うちの子は少年野球だから関係ないんじゃないの?」
そう思った人もいるかもしれません。
確かに、新しい約款が少年野球の試合に直接適用されるわけではありません。
でも、プロ野球の変化は、少年野球にも少なからず影響を与えるんです。
少年野球への3つの影響
- 観戦マナーのお手本に!
プロ野球での新しい観戦マナーが、少年野球の試合にも良い影響を与えることが期待できます。
プロ野球の観客がマナーを守ることで、少年野球の観客も自然とマナーを意識するようになるでしょう。 - 教育的な側面も!
選手に対する誹謗中傷や、SNSでの不適切な発信を防ぐことで、スポーツマンシップやマナーの大切さを学ぶ機会になります。
指導者や保護者が、新しい約款を参考に、子供たちに正しい観戦態度を教えることができるでしょう。 - SNSの利用に関する意識を高める!
プロ野球の撮影ルールが厳しくなることで、少年野球の選手やその家族も、SNSでの写真や動画の取り扱いに慎重になるはず。
プライバシーや肖像権を守る意識が高まり、トラブルを未然に防ぐことができるかもしれません。
保護者や指導者はどうすればいい?
じゃあ、少年野球の保護者や指導者は、どうすればいいのでしょうか?
- 新しい約款の内容を理解しよう!
まずは、プロ野球の新しいルールをしっかり理解しましょう。
どんな行為が禁止されているのか、なぜルールが変わったのかを把握することが大切です。 - 子供たちに観戦マナーを教えよう!
プロ野球の観戦を例に、良い観戦態度とは何か、他の人に迷惑をかけないためにはどうすればいいかを教えましょう。
試合を観るときだけでなく、日常生活でもマナーを守ることの大切さを伝えることが重要です。 - SNSの正しい使い方を教えよう!
写真や動画をSNSにアップする際は、必ず許可を得ること、プライバシーに配慮すること、誹謗中傷や不適切な発信は絶対にしないことを教えましょう。
SNSは便利だけど、使い方を間違えるとトラブルになることを理解させることが大切です。 - チームでルールを作ろう!
チーム独自のルールやガイドラインを作るのも良いでしょう。
プロ野球のルールを参考に、チームの実情に合ったルールを作ることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
撮影やSNS利用に関するルールを明確にし、選手や保護者が安心して活動できるようにしましょう。 - 良い行動を褒めよう!
子供たちが良い行動をしたら、積極的に褒めてあげましょう。
良い観戦態度や、SNSでの正しい発信を褒めることで、子供たちは自然と良い行動を身につけていくはずです。
新しいルールに対するファンの声
新しいルールに対して、ファンの間では賛否両論の声が上がっています。
意見 | 具体的な内容 |
賛成派 | 「選手の権利を守るため、誹謗中傷をなくすためには、必要なルールだ。」「迷惑行為をする人が減って、安心して観戦できる環境になるなら嬉しい。」「公式コンテンツの価値が上がるのは良いことだ。」 |
反対派 | 「SNSで情報を発信するのは、今の時代当たり前なのに、時代に逆行している。」「規制が厳しすぎて、観戦の楽しみが減ってしまう。」「どこまでがOKで、どこからがNGなのか、わかりにくい。」「プロ野球の魅力がSNSで広がるのに、それを制限するのはもったいない。」 |
プロ野球界の課題 | 「NPBはもっと積極的にSNSを活用して、プロ野球の魅力を発信すべき。」 |
まとめ
2025年度から施行されるNPBの新しい試合観戦契約約款は、選手の権利を守り、観客が安心して試合を楽しめる環境を作るためのものです。
プロ野球だけでなく、少年野球にも少なからず影響を与える可能性があるので、新しいルールを理解し、適切な観戦・応援行動を心がけましょう。
今回のルール変更は、プロ野球界にとって大きな転換点になるかもしれません。
みんなでルールを守り、プロ野球を、そして少年野球を盛り上げていきましょう!